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エコノミメーシスR&D 第4回ワークショップ

「音楽の突端、辺境の音楽」
Description

<概要>

 人間はものを作る。しかも「よりよいもの」を作ろうとする。私たちはこの事実をどうとらえればよいだろうか。

 それは藝術なのか。しかし、藝術という観念から締め出されるあまりに多くのものをどう考えればよいか。製作なのか。なるほどそれは端的にものを作ることだ。しかし、この言葉では「よさ」や「すごさ」、「高尚さ」などの観念を取りこぼしてしまいそうである。表現なのか。この言葉は、個人的内面性の自由な湧き上がりを示唆する点で有意義だろうが、やはり伝統や正統性の観念を見失いかねない。

 さらに問いはつづく。《藝術・製作・表現》に織り込まれた歴史性や社会性を、私たちはどうとらえたらよいのか。「よりよいもの」はどこからもたらされ、どこの誰によってそれと認められるのか。もの作りへの志向は、歴史や社会がもたらす諸条件の束との間でどのような関係を取り結んでいるのだろうか、等々。

 さて、今回のワークショップで私たちは、これらの問いを念頭に「音楽」を取り上げてみたいと思う。

 デジタル技術が音楽制作の簡易化を決定的にうながすとともに、音楽ソフト販売が商業として成立しづらくなった今ここにおいて、それでも音楽を作り出しつづける人は、どんな考えと行いをおもちなのだろう。

 あるいは、分厚い伝統と苛烈な社会的要請のなかで、「音楽の先端」「音楽の新しさ」を追求するとは、一体どういう事態なのか。商業に最適化された作品の単なる複製、伝統や正統性や格式をになった作品群の解釈合戦、ジャズや前衛音楽や現代音楽が嬉々として参入していった端的な難解さ――これらの何れでもあり、何れでもないような《あいだ》。そこにこそ《藝術・製作・表現》の全般にわたる「突端」を見出すことができないか、と私たちは直感するのだが、現代の音楽家はそれにどうお応えになるだろう。

 今回、ピアニストで作曲家の 安田芙充央 氏をお招きし、こうした問いを率直にぶつけさせていただきたいと願う。というのも、氏こそは、私たちと同様の問いをもち、自らの創作活動を通じてそれらに取り組くむなかで、「辺境」に一つの道を見出しておられる方であるからだ。


<出演者>

パネリスト

  ・ 安田芙充央 (ピアニスト・作曲家)

  ・ 中尾勇太 (デザイナー・susavie,inc.)

  ・ 近藤光博

ファシリテータ

  ・ 榎本憲男 (映画監督・日本大学非常勤講師)


<日時>

日時 2014年6月21日(土) 14時-17時

  セッション終了後、18時まで 参加者の交流会をもちます

場所  日本女子大学 目白キャンパス 百年館 低層棟 百503号室


会場の広さの関係上、今回は参加人数を制限させて頂きます。
参加希望される方は、チケットの取得をお願いします(無料)


<<こちらも参照下さい>>

www.workshop.economimesis.com

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  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff 2014-06-09 11:36:00
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Sat Jun 21, 2014
2:00 PM - 6:00 PM JST
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Venue
東京都文京区目白台2丁目8−1
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On sale until Jun 21, 2014, 1:00:00 PM

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東京都文京区目白台2丁目8−1 Japan
Organizer
Economimesis
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